• 2024.10.04

    九鬼嘉隆 世話2(尾鷲市九鬼町トンガ坂文庫 編)

休日を利用し尾鷲市九鬼町を訪問。

九鬼町を歩いていると、ひっそりと佇む「トンガ坂文庫」の看板が目に入った。

歴史ある港町の中で、この本屋は異彩を放ちながらも、町の風景に溶け込んでいる。少し急な坂道を登りながらたどり着いたその場所は、昔ながらの趣を感じる、どこか懐かしい空間だった。

店内に入ると、すぐに本の香りと静かな空気が漂ってきた。壁一面にずらりと並ぶ本棚には、店主のこだわりが伝わってくる。ここで扱っている本は、いわゆるベストセラーや流行のものではなく、どれも一冊一冊が選び抜かれた、個性あふれるものばかりだ。

町の歴史や地元に対する愛情が感じられ、本を通じて、この地の歴史や文化、そしてここに生きる人々の思いを感じられる場所。

トンガ坂文庫。

九鬼空間。

尾鷲市九鬼町にお越しの際は、是非とも訪れたい場所である。

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