志摩国第一の巨刹。九鬼家の菩提寺。九鬼家の廟と、嘉隆の業績が漢文で刻まれた石塔などがある。西南戦争の際には、鳥羽港に寄港された明治天皇が奥書院に宿泊された。
もとは大福寺と呼ばれ、文禄年間(1592~96)に九鬼嘉隆の菩提寺となったが、嘉隆の逝去後、菩提供養のために、その子守隆が慶長12年(1607)に改築し常安寺と改めた。
境内には市指定文化財として、九鬼守隆が父嘉隆の菩提を弔うために寄進した石灯籠(元和4年-1618)や慶長15年(1610)守隆が寄進した鰐口、九鬼家の廟所、稲垣氏歴代の墓碑がある。
他に九鬼嘉隆が自害したおりに使ったと言われる短刀や、九鬼嘉隆画像、鐘楼などがある。 本尊は釈迦如来座像。境内には、文政9年(1812)改築の本堂をはじめ、山門、薬師堂、庚申堂、十王堂、地蔵堂、鐘楼などの諸堂がある。
名 称 | 常安寺 |
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所 在 地 | 〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽二丁目12-3 |
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