掲載日 2016/07/06
菅島のしろんご祭は、伊勢志摩を代表する海女の祭で「しろんごさん」と古くから地元で呼ばれており、島の守護神である白髭大明神をお奉りし、数百年前の昔から大漁・豊漁と海上安全を祈願するために、この島の人々によって受け継がれてきた海女の祭です。
この祭が行われる「白浜」は、一年を通じて禁漁区ですが、この日のみ漁が許され、ホラ貝の合図で島中の海女たちが、一斉に雌雄一対のアワビを獲るために競い合います。
この雌雄一対のアワビを「まねき鮑」と言い、「まねき鮑」を一番に獲った女性が、一年間海女頭として崇められ豊漁が約束されると伝えられています。
●予定表●
8時00分 加寿神宴(元老会)、祭の開始
9時10分 操業海女さんへのお祓い(ちびっこ海女も含む)
9時30分 海女の操業開始(しろんご浜)
_______関船、菅島港出港 しろんご丸、会場パレード船 10艘程度
9時40分 菅島婦人会・一般の浜踊り(20名程度)
_______(しろんご祭、菅島小唄、鳥羽物語)
10時00分 ちびっこ海女の体験操業 菅島小学校の女子児童
_______白髭神社へアワビの奉納、さざえ炊き込み弁当の販売
_______海鮮なべ(無料)の振る舞い
10時30分 海女の操業終了
10時40分 本日水揚げされた「あわび」「サザエ」の現地直売
11時ごろ 関船より「しだれ柳」振り
11時20分 しろんご祭終了予定