掲載日 2023/06/21
夏越の祓いは半年のうちに心身に生じた垢(あか)や穢(けがれ)をはらい後半に臨むため心新たに無病息災、厄難消除、開運除厄を祈願する行事でございます。
今年も弘法大師作と伝わる薬師如来像(平安初期)をお祀りいたします。薬師如来は疫病を防ぐ神様といわれる牛頭天王の化身と云われまた、神道における須佐之男命の胴体と
伝わります。
六月三十日 午前十時より午後三時まで随時、ご祈願受付。
午後二時よりアマミ舞い御奉納
「人形(ひとがた)」にご記入いただき、弘法大師の御前にて祈願いたします。
・御祈願…千円(茅の輪守り、茅の輪煎餅を授与・人形五枚まで)
・人形をご希望される方はお寺までお問い合わせ下さい。
・人形一枚追加…二百円
※茅の輪くぐりは六月二十二日より境内に設置いたします。
六月三十日の当日以外でも御祈願を受付いたします。その際は、ご連絡くださいませ。
今年も、出雲大社の真菰神事にて奄美大島の古代真菰を御奉納された大江強様と花柳鶴寿賀様より金胎寺にも古代真菰を御奉納いただきました。
真菰は気の浄化作用に優れているということで古代から神事や祭事に用いられてきました。お釈迦さまは真菰で編んだむしろに病人を寝かせて治療されたといわれています。
①「人形」に自分の氏名と年齢を書きます。
②次に「人形」を自分の体に擦り付けて全身を拭います。
③最後に「人形」に向かい息を吹きかけます。自分に付いている穢れを「人形」に移しお寺に納めていただき後日、お焚き上げします。